iPhoneのX(Twitter)アプリで「おすすめ」タブを表示しない方法

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本記事では、統一感のためにXではなくTwitterで表記を統一している。

みんな、SNSをやりすぎていないか?


ソーシャルメディア利用者の平均利用時間(総務省)

誰もがスマートフォンを持っている時代、暇さえあればだらだらとスマホを見続けてはいないだろうか。そして、だらだらとスマホを見たあとで、「今自分は何をしていたんだろう」と後悔したこともあるのではないか。

総務省の情報通信政策研究所が、情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査というものを出している。中でも、「スマホでSNSを見ている」と答えた人の平均利用時間を上のグラフにまとめた。

これによれば、10代の休日の利用時間が特に多く、1日に平均2.5時間もSNSに費やしているようだ。やめられない気持ちも分かるが、若い頃の時間は何よりも大切だ。

そんなあなたは本記事を読んで、だらだらとSNSを見なくても済むような「仕組み」をぜひ作ってほしい。

「おすすめ」タブは恐ろしい

SNSの中でも、特にTwitterの「おすすめ」タブは恐ろしい。

スクロールをすれば、無限に怒りや悲しみを揺さぶる情報が流れてくる。そのため、より「おもしろい」情報を求めて、延々と見続けてしまうのだ。

そして、そのように怒りや悲しみを掻き立てられたとしても、自分の人生が良くなることはない。

さらに良くないことに、Twitterの公式アプリでは、「おすすめ」タブをアプリ起動時などのタイミングで強制的に見せてくる。

これは対策を打たねばならない。

おすすめタブを見なくて済む方法

ということで、勝手に「おすすめ」タブに飛ばされるのを防ぎ、常に「フォロー中」タブを表示する方法を解説する。

やり方は簡単だ。

  1. SafariでTwitterを開き、下部にある「共有アイコン」 →「ホーム画面に追加」を押す。

2. ホーム画面に表示させるために好きな名前をつけ、追加ボタンを押す。

以上だ。たった3ステップ。

あとは、追加されたアイコンからTwitterを開いて、いつも通りログインすれば良い。

これで、「『おすすめ』タブへ強制的に連れていかれないTwitterアプリ」の完成である。

メリット・デメリット

ここからは、この方法でつくったTwitterアプリを使う上でのメリットとデメリットについて述べる。

メリット: おすすめタブを目にする機会が減る

先ほどの方法でSafariからTwitterをホーム画面に追加すれば、おすすめタブを自分の意思で押さない限り表示されないようになる。アプリを再起動したとしても勝手におすすめタブに連れていかれることはない。

よって、だらだらとおすすめタブを見続けることを減らせる。

デメリット: 操作性がアプリ版Twitterより劣る

ロードが長いと感じられることもある

この方法により追加したTwitterは、「アプリ起動時の振る舞い」や「ホーム画面での見た目」はもとのTwitterアプリそのものである。しかし実際には、WEB版のTwitterを、ネイティブアプリのように表示させているだけに過ぎない。

よって、画面を移動する際やツイートを作成する際に、アプリ版と比べて読み込み時間が少し長く感じられることがある。

また、操作に対する画面のレスポンスがワンテンポ遅れるなど、アプリ版と比べて操作性は良くない。この「操作性が少し悪くなる」というのは、デメリットと言える。

ただ、この不快要素を「SNSから脱するきっかけ」のようにポジティブに捉えれば、あら不思議、デメリットがメリットになってしまった。

(余談) Twitterに限らず、他のWEBサイトもホーム画面に追加できる

PWAに対応しているアプリたち

余談だが、この「WEBサイトをひとつのアプリのように振る舞わせる方法」は、Twitter以外の他のWEBサイトに対しても有効である。ただし、ひとつ注意してほしいのが、アプリのように振る舞わせるためには、ひとつ条件があることだ。

それは、WEBサイトがPWA(プログレッシブウェブアプリ)という技術に対応していなければならない。

PWAは、ウェブサイトにネイティブアプリのような機能(オフライン動作、プッシュ通知、ホーム画面への追加など)を付与する技術である。

このPWAに対応していないサイトでは、たとえホーム画面にアイコンを追加したとしても、ただそのサイトがデフォルトのブラウザ(Safariなど)で開かれるだけとなってしまう。

Twitter以外でPWAに対応しているサイトとして、例えば、Instagramやメルカリ、Qiitaなどがある。

他にもPWAに対応しているアプリはあるため、自分の気に入っているサイトをぜひホーム画面に追加してみてほしい。

人生は短い

僕の場合、Twitterのおすすめタブに別れを告げることで、「気づいたらだらだら無駄な時間を過ごしていた」ということがめっきりと減った。

是非、本記事を読んだ読者のみんなも、SNSに費やす時間を別のことに充てて、有意義な時間を過ごしてほしい。

人生は、1日2.5時間もTwitterに捧げられるほど長くない。

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